木のおもちゃはなぜ子供にメリットがあるの?木製玩具・布製玩具メーカーのエドインターのご紹介です。人気商品やロングセラー商品などが揃っています。知育玩具を子供に与えて賢くて情緒のある子供に育てましょう。
木製玩具メーカーのエドインター!
エドインターは一見すると、海外の企業のように見えますが、純粋な日本の企業です。エドインターの本社は、兵庫県尼崎市長洲西通1丁目13-1にあります。
エドインターの設立は1988年11月21日ですが、その当時は、木製の知育玩具はヨーロッパからの輸入品しかなくて、値段もほとんどが高価なものばかりでした。
エドインターは幼児教室の設立をきっかけに、自分たちで使う木製の知育玩具を自らの手で作ろうという目的で誕生しました。エド・インターの名前の由来は江戸ではなく、「education(教育)」と「international(国際的な)」を掛け合わせたことからきています。
エドインターは創業以来、キャラクター商品は扱わず、木や布のぬくもりを大切にした知育玩具のみを製造しています。現在も、兵庫県芦屋市と西宮市に幼児教室を運営しており、新商品の開発・改良に重要な役割を果たしているとのことです。
木製玩具を子供に与えるメリット
木育の概念を知っておこう
木製玩具を子供に与えるメリットを考える上で、「木育」という概念を知っておく必要があります。木育とは、2004年9月に北海道庁が主導した「木育プロジェクト」から提言された新しい教育概念のことです。翌2005年3月に、「木育プロジェクト報告書」が発表されました。
2006年9月8日には、「市民や児童の木材に対する親しみや木の文化への理解を深めるため、多様な関係者が連携・協力しながら、材料としての木材の良さやその利用の意義を学ぶ、「木育」とも言うべき木材利用に関する教育活動を促進する。」という内容が盛り込まれた「森林・林業基本計画」が閣議決定されました。
それを受けて、2007年には林野庁が「木育推進体制設備総合委員会」を発足させて、それ以降は全国各地で木育に関する取り組みが推進されています。
木育の定義や目的として、「木育プロジェクト報告書」には、次のように記載されています。
(1)「木育」とは
木育とは、子どもをはじめとするすべての人が『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取組です。それは、子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育むことです。
(2)木育がめざす人づくり
■五感と響きあう感性を育みます
木と五感で「ふれあう」ことにより感性を高め、「手でつくり、手で使い、手で考える」経験を通して自分自身を大切にすることを知り、人や自然に対する『思いやりと、やさしさ』を育みます。
■共感を分かち合える人づくりをめざします
身近な人と一緒に木で遊び、木に学び、木でモノをともにつくる体験を通じて、楽しさや喜びを実感し、共感を分かち合い、それが私たちの暮らしを支える地域や社会、産業への関心へとつながるような人づくりをめざします。(出典:「木育プロジェクト報告書」)
木製玩具で子供が遊ぶメリット
木製玩具で子供が遊ぶメリットとして、下記のような事項が考えられます。
自然のエネルギーを感じて木育効果が生まれる
木製の玩具は木の一部であり、木は森の一部であり、森は地球の一部です。木の玩具で遊ぶことで地球および自然のエネルギーを感じて、木育効果が生まれます。
木のぬくもりは心地よい感触を生む
木はプラスチックや金属とは異なり、素材そのものにぬくもりがあります。自然の一部としての木は、子供が手にとったときに心地よい感触を生みます。
シンプルだからこそ想像力や表現力が高まる
木製の玩具は素材を大切にしたシンプルなものです。シンプルな玩具だからこそ、それを使って遊ぶ子供の創造力や表現力を高める効果があります。
木のぶつかり合う音は心地よい響きがする
木製の玩具は触覚だけではなく、五感すべてに心地よさをもたらします。例えば、木がぶつかり合う音も、他の素材に比べて心地よい響きがします。
木は口に入れても安心安全な素材である
子供の玩具にとって、最も大切なことは安全安心が保証されているかどうかです。木製の玩具は自然素材ですので、口にいれても安心安全に作られています。
木は長持ちするので経年変化を体験できる
木製玩具はシンプルであると同時に丈夫なので、とても長持ちします。親子で同じ玩具で使うこともでき、子供の想い出と共に経年変化を体験することができます。
木育に、つみき、ままごと、パズル、森の音楽会が人気
エドインターには、木育に役立つ、数多くの木製玩具が揃っていますが、その中から特に人気が高い製品をご紹介したいと思います。
つみき
「つみき」は、木製玩具の中でも、最もシンプルな玩具です。子供は五感を使って「つみき」の形を確かめたり、想像力を働かせて組み立てたりして遊ぶことができます。
一例として、「デザインつみき」をご紹介します。1歳半から遊べる、カラフルでベーシックなつみきセットです。
ままごと
子供にとって大人のまねをすることは、成長の過程でとても重要です。中でも人間が生きる上で最も重要な食に関する「ままごと」は遊びとしても楽しく五感に刺激を与えます。
一例として、「ままごといっぱいセット」をご紹介します。2歳から遊べる、パンや野菜などを包丁で切る感触を体験できる本格的な「ままごとセット」です。
パズル
知育玩具の代表ともいえるパズル。木製のパズルは丈夫でぬくもりがあり、長く楽しく遊べます。文字、数字、動物など多種類なデザインのパズルが用意されています。
一例として、「木のためのABC」をご紹介します。幼児教育にとって最も重要な英語のアルファベットを五感で確かめながら楽しく覚えることができます。
森の音楽会
木といえば森です。エドインターには森をテーマにした「森の遊び道具」というカテゴリーがあります。森の中で遊ぶように、子供の想像力をかき立てるおもちゃです。
一例として、「森の音楽会」をご紹介します。2歳から遊べる、「たたく」「回す」「こする」という3つの動作で音を出して遊べる楽しいおもちゃです。
まとめ
2004年9月に北海道庁が主導した「木育プロジェクト」から提言されて以来、『木育』が推進されています。林野庁の主導のもとに、全国各地の自治体やNPOを中心に、子供と木の触れ合いをテーマにしたイベントなどが開催されてきました。
それ以前より、子供の玩具として木製玩具は人気がありましたが、『木育』という概念が明確化されたのをきっかけに、より一層、自分の子供には木製玩具を与えて遊ばせたいというパパやママが増えていると思います。
このような状況の中で、今回の記事では、エドインターという玩具メーカーのご紹介をさせていただきました。エドインターは、欧米の木製知育玩具が全盛だった中で、国産の木製知育玩具を開発したパイオニア的存在です。
素晴らしい製品が揃っているので、ぜひエドインターの公式オンラインショップをご覧になってみることをおすすめ致します。
ポイント
サイト情報をご紹介しておきます。詳細は、幼児教室生まれの木のおもちゃ【エドインター】 をクリックしてご覧ください。
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