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中学受験の算数が苦手!できない原因は何か?算数に特化した勉強方法で合格する5つの方法

中学受験の成否を分けるという算数。苦手なお子様も多いかと思います。図形、文章題などの難問ができない原因は何なのでしょうか?算数に特化した勉強方法で中学受験に合格するための5つの方法をお教えします。

中学受験の算数が苦手!できない原因は何か?

中学受験でなぜ算数が成否を分けると言われているのでしょうか?算数が苦手な子供のできない原因を考えてみます。

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中学受験で算数が重要な理由

中学受験で最も多いのが、4科目入試です。つまり、国語、算数、理科、社会の4科目の試験で合否を判定するのです。そして、これらの4科目を均等配点する学校よりも、国語と算数の配点を高くする傾斜配点を採用している学校のほうが圧倒的に多いのです。

具体的にご理解いただくために、私立中高一貫の御三家と呼ばれている超難関校の配点をご紹介します。(2021年試験)

  学校名 国語 算数 理科 社会
男子校御三家 開成中学校 85点 85点 70点 70点
麻布中学校 60点 60点 40点 40点
武蔵中学校 100点 100点 60点 60点
女子校御三家 桜蔭中学校 100点 100点 60点 60点
女子学院中学校 100点 100点 100点 100点
雙葉中学校 100点 100点 50点 50点

御三家と呼ばれている超難関中学校のうち、女子学院中学校以外は、すべて国語と算数の配点が高くなっていることがわかります。御三家と呼ばれていても、学校によって4科目の配点がかなり異なる点にも注意しておく必要があります。

算数は国語と並んで、配点が高くなっています。つまり、中学受験において重要な科目となっています。そして、算数と国語を比較した場合、国語より算数が苦手という子供の割合が多い傾向にあります。

それにもかかわらず、塾などの指導者の目線からいうと、国語よりも算数のほうが、成績を上げやすい科目となっています。算数は苦手な子供が多いけれど、実は成績を上げやすい。ここが重要なポイントです。

だからこそ、算数が苦手な子供は、算数に特化して苦手を克服し得意科目に変えることが、中学受験に合格するための最重要課題となるのです。

算数ができない原因は何か?

中学受験を目指しているのに、算数ができない原因は何なのでしょうか?そこには5つの原因があります。

苦手意識を持っている

まず、心理的な要因として、算数に対して苦手意識を持っていることです。物事は何でもそうなのですが、得意意識を持って「できる」と思って臨むのと、苦手意識を持って「できない」と思って臨むのとでは、結果に大きな違いが生じます。

算数が苦手、嫌いという意識が身についているために、算数の勉強に身が入らず、その結果、成績があがらないということは、よく見られる原因です。

計算ができない、遅い

算数の基礎は計算です。計算ができなかったり、遅かったりすると、算数の成績は低くなります。中学受験の算数は限られた時間の中で問題を解かなければならないので、たとえ計算ができたとしても、遅い子供はかなり不利になります。

計算ができない、遅いというのは、算数ができない多くの子供に共通して見られる最も大きな原因です。

問題を解く量が少ない

鶏が先か卵が先かの話になってしまいますが、算数が嫌いで苦手な子供は、算数の問題を解く量が少ないです。逆に言えば、問題を解く量が少ないから算数ができなくて、苦手になってしまいます。

算数が得意な子供は算数がすごく好きで、苦手な子供は算数がすごく嫌いです。問題を解く量が多いか少ないかが、算数の得意な子と苦手な子供の違いです。

問題の意味が理解できない

中学受験の文章題はかなりの難題です。問題の内容をしっかり理解しないと解くことができません。それにもかかわらず、問題を十分に理解しないまま、早とちりして問題解決に進んでしまう子供が多いのです。

ここには2パターンの原因があります。1つは、問題を理解するための読解力が不足していることです。そして、もう1つは、早とちりによるうっかりミスです。問題を正確に把握できていなければ、解答を間違うのは当たり前です。

解き方を丸暗記している

算数は、解答に至るまでの道筋を考えて、解答を導きだすことに意義があります。しかし、小学校の学校の問題レベルだと、問題のパターンごとに解き方を丸暗記してしまえば、解答することができてしまう傾向があります。

ところが、超難関中学校の算数の問題は、このような単純なやり方では解けません。自分でゼロから道筋を考えて、解答を導きだすことを要求する複雑な問題が出題されるからです。学校の算数はできたのに、中学受験の算数はできないという子供によく見られる原因です。

算数に特化した勉強方法で合格する5つの方法

算数が苦手な原因がわかれば、その原因を解決すれば、算数を得意科目に変えることができます。算数に特化した勉強方法について考えてみます。

算数に特化した5つの勉強方法

算数は重点科目であり、国語よりも点数をあげやすい科目なので、算数が苦手な子供は算数に特化して成績をあげることが重要です。

つまづいた点を明確にする

算数が嫌い、苦手だという子供は、過去にどこかで算数につまづいた経験があるからです。算数は積み重ねの科目です。つまり、「覚えたことを使って次の段階に進む」を積み重ねていく科目です。

したがって、算数の苦手意識を克服するためには、前段階へとさかのぼって、つまづいた点を見極めることが大切です。どこからわからなくなったのか、わからない点が明確になれば、そこを重点的に学習することで、解けるを実感して、徐々に得意科目へと変えられます。

計算が速く正確にできるようにする

算数の基礎は計算です。算数における計算は、スポーツにおける基礎体力のようなものです。計算だけの問題も出題されます。いかに速く正確に解答して、少しでも応用問題に時間をかけられるかで、成績はかなり変わります。

また、応用問題は複数の解き方を試みて、その中で最適な解き方を探す問題です。解き方を試みるときに、計算が遅くて不正確だと、トライアンドエラーに時間がかかってしまいます。その結果、正解までに至らないまま修了してしまうのです。

算数の苦手を克服するためには、常に計算を意識して、少しでも速く正確に計算ができるように訓練しておくことが必要です。

とにかく数多くの問題を解く

計算を速く正確にできるようになるためには、計算ドリルを徹底的にやり抜くことです。算数の苦手を克服するための最大の鍵は、毎日欠かさずに計算ドリルをやり続けることです。

もちろん、問題を解く量を増やす必要があるのは、計算ドリルだけではありません。文章題についても、数多くの問題を解くことが大切です。常日頃から時間を決めて、その時間内で問題を解く練習をすることで、速く解答できるようにしておくことです。

問題の意味を速く正確に理解する

応用問題では、出題者が意図した問題の意味を正確に理解することが重要です。最初は時間をかけて読み込むことで、正確に理解することに重点を置いて訓練します。慣れないうちは、問題の要点を箇条書きにするとよいでしょう。

そして、正確に理解できるようになったら、次は速読のように速く読んで理解できるように訓練します。いくら正確に理解しても、それに時間がかかり過ぎると、限られた時間内に解答できなくなるからです。

解答の途中経過を重視する

応用問題を解くときには、解答の途中経過を重視して記入する習慣を付けます。解き方を丸暗記して解答することなく、ゼロから試行錯誤して答えを導きだすようにすることが大切です。

中学受験の採点では、解答が合っているかだけではなく、そのプロセスを吟味します。つまり、解答を導きだすための道筋が論理的でわかりやすく記載されているかどうかで、点数が大きく変わるのです。

答えさえ合っていればよいというのではなく、常日頃から途中経過をしっかりと記載できるように訓練しておくことが大切です。

算数に特化した学習方法

算数に特化した勉強方法を親子だけでやるのに自信がないという方のために、これまでに作成した記事があります。中学受験のために算数を強化したいママやパパは、下記の記事をご参照ください。

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まとめ

今回は、中学受験を目指しているのに、算数が苦手で、いまひとつ点数が伸びない子供のいるご家庭を対象に記載してみました。冒頭で述べたように、算数は中学受験においてウエイトが高い学校が多く、国語と並んで最も重要な科目です。

したがって、中学受験を考えているご家庭では、算数を克服することがとても重要です。算数は1つずつ積み上げていく科目なので、算数が苦手な子供は、どこでつまずいたのかを究明して、その箇所まで戻って学習し直すことが大切です。

算数は、つまずいた所を解決すると、苦手科目から得意科目に切り替えることが可能な科目です。この記事に書いてあることを実行していただき、何とか算数を苦手科目から得意科目へと切り替えていただき、中学受験に成功していただければと思います。

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