子供に犬を飼ってあげたいけど、一緒に育てる生活はメリットがある?一緒に遊べる公園などの場所で写真や動画を撮るのも楽しそう。でも、子犬が噛まないか心配。子犬のしつけはどうすればよいの?この記事はこんなパパとママに向けて書きました。
子供と犬を一緒に育てる生活のメリット!
子供と犬を一緒に育てる生活にはメリットがたくさんあります。メリット、デメリットを考えてみましょう。
犬を飼う7つのメリット
子供と犬を一緒に育てる生活の7つのメリットをご説明します。
情操教育に役立つ
教育基本法の2条の教育の目標のところには、知・徳・体と並んで情操を養うということが掲げられています。情操とは、美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心のことです。道徳的・芸術的・宗教的など、社会的価値をもった複雑な感情とも言われています。
情操教育とは、感動する心を育む教育であり、道徳や芸術など社会的な価値観を理解する心を養う教育のことです。テレビ番組や、SNS上で子犬の可愛い動画がたくさん取り上げられていますが、それを見て感動した経験があると思います。
犬を飼うことで、生活の中でリアルタイムで感動する場面が増えるはずです。子供と犬が一緒に遊べる公園などの場所で写真や動画を撮ることにより、その感動は想い出として残すことができます。感動を何度も体験することは、子供の情操教育に役立ちます。
思いやりのある人間になる
犬を飼うと朝晩にお散歩をしたり、定期的にえさをあげたり、お世話をしてあげなければなりません。犬のために何かをしてあげるという経験は、他人に対しても何かをしてあげるという気持ちに通じます。
犬のお世話は、愛情を持って接しなければなりません。愛情を持って接すると、犬も甘えたり尻尾を振ったり、愛情のある態度で返してくれます。そのような経験を通じて、子供を他者に愛情を注げる、思いやりのある人間に育てることができます。
自己コントロールができるようになる
犬はある意味、子供のライバルになります。例えば、1つのおもちゃを子供と犬が取りあったり、居心地のよい場所を取り合ったりします。犬は大人と違って、簡単に子供にゆずってはくれません。
また、散歩のときに、犬が行きたい方向に進んでしまうことがあります。子供にとって、犬は完全にコントロールできる存在ではなく、大人のように自分を甘やかしてくれる存在でもありません。
そんな犬と接することにより、子供は段々と自己コントロールができるようになってきます。これは子供にとって、とても大切なことです。
犬と友情を育めるようになる
自分が生まれたときから犬がいたり、自分がまだ小さな頃から犬を飼い始めると、犬との間に友情が生まれます。困ったときや落ち込んだときには、犬が癒してくれたり、心の支えになってくれます。
犬は、人間の気持ちにとても素直に反応してくれますから、ある意味、人間よりも優しく接してくれると感じることがよくあります。また逆に、楽しいときに犬とボール遊びなどをすると、楽しさが倍増することもあります。
子供にとって犬は大切な家族であり友達であり、年月を重ねることにより、だんだんと友情を育んでいきます。
家族の絆が深まる
犬の世話やしつけは家族全員でやらなければなりません。これが生き物を飼うということです。意識してルールづくりをする場合もありますし、無意識のうちにルール化する場合もありますが、犬への世話にはルールが必要となります。
家族全員でルールに従って分担して世話をしたり、担当の人ができない場合は、他の誰かがフォローしたりします。家族の話題の中に頻繁に犬が登場することにより、家族の絆がより一層強まるという効果があります。
失敗を恐れなくなる
子供は常に失敗すると怒られるのではないかと思っています。成長するにつれ、周囲の反応を敏感に感じとり、おとなしくしていることが良い子という価値観が生まれる場合があります。余計なことをしないようにすることで、チャレンジ精神が失われてきます。
それに対して、犬はお構いなしです。ある程度は周囲の反応も感じながらも、突拍子もないことを平気でやり出します。怒られても平気で繰り返します。また、周囲も怒ったとしても、その後は愛情を注ぎます。
子供は、このようなチャレンジ精神あふれる(?)犬の姿を見て、自分も失敗しても大丈夫だと思うようになり、失敗を恐れなくなります。
命の大切さを学べる
自分が小さい頃に、自分と同じように子犬だった犬が、いつの間にか成犬となり、老犬となっていきます。犬の寿命は人間よりもはるかに短いのです。そのために、犬を飼っていると、犬の介護をしたり、死ぬ場面を経験します。
自分と同じように子犬だった犬が死んでしまうという経験は、子供の人生に大きな影響を与えます。嫌でも、命の大切さを考えざるをえなくなります。人生には限りがある。それゆえ、どのように生きればよいのかということを考える機会となります。
犬を飼う3つのデメリット
犬を飼うことによる3つのデメリットについてもご説明しておきます。
衛生面で注意が必要
犬から子供に病原菌が感染しないように、細心の注意を払う必要があります。犬には定期的な混合ワクチンの接種などを必ずするようにします。また、授乳後にミルクのにおいに引き寄せられて赤ちゃんをなめようとするのを阻止します。
赤ちゃんを直接なめることだけでなく、赤ちゃんの周囲で犬がなめた場所はこまめに拭き取るようにします。そして、犬の毛にも注意します。アレルギーの原因となることがありますので、毛が室内に残らないように隅々まで掃除することが大切です。
事故に合わないようにする
病気と並んで心配なのが事故です。犬は故意ではなくても、子供を噛んだり、ぶつかったりして事故を起こす可能性がないとはいえません。子供か犬かどちらかをサークルの中に入れておくなど、できる限りの事故防止をします。
また、子供が大きくなったら、子供に散歩をさせるご家庭を見かけますが、犬が急に走り出したりすると、交通事故に合う心配もありますので、犬の散歩には必ず大人が一緒に行くようにすることが大切です。
寝かしつけを妨げないようにする
赤ちゃんはお昼寝をしますし、成長するにつれて、夜は同じ時間に寝かせるようにします。ところが、犬がいると吠えたり、走り回ったりして、赤ちゃんの寝かしつけを妨げる行動を取ります。
これは、犬を飼うことによる結構、大きな問題となります。できれば、犬を不必要に吠えないようにしつけるようにします。
子供と犬の関係は?
犬と子供の関係について、もう少し詳しく考えてみます。
子供と犬は対等に扱う?
ブログを読んでいたら、「我が家では我が子でも優先することをせず、犬が甘えているときに子供が割り込んできても、待つように子供に言い聞かせる」という主旨のことが書かれていました。
これは、とても興味深くて、良いことだとおもいました。子供と犬の関係を考える上でのヒントになります。
子供と犬は対等に扱ってあげたほうが、子供の教育には役立つのだと思います。特に、一人っ子の場合は、ライバルを作ってあげることがよい効果を生みます。
お互いに脅威に感じている
小さな子供は急に声をあげて走り回ったり、犬の物を取り上げて投げたり、食事のじゃまをしたりします。犬からサインを送っても理解してくれませんし、犬にとって子供は脅威に感じる生き物だと思います。
逆に、子供にとっても犬は脅威です。普段はおとなしい犬でも、寝ているときに子供が突然おもちゃで叩いたり、食事をしているときにエサを取り上げて投げたり、嫌がっているのにしつこくされたりすると、反射的に攻撃してしまうことがあります。
一度、怖い目にあうと、子供も犬を脅威に感じます。とはいっても、多くの場合は、子供と犬は仲良しで、めったに事故が起きることはありません。
親としては、犬と子供が本気でぶつかり合わないような状況つくるようにすることが大切です。1つは犬の逃げ場、すなわち子供から離れて過ごせる場所を設定してあげることです。
もう1つは、子供に犬に対して乱暴にしないように、犬のすぐ近くで大声ではしゃぎ過ぎないように、睡眠中や食事中はそっとしてあげるように、教えておくことです。撫で方など接し方も教えておきましょう。
子犬が噛むのでは?しつけは?
子供のために犬を飼ってあげようと思ったら、子犬を飼うようにします。子供と犬を一緒に育てることが望ましいです。でも、子犬が子供を噛んだらどうしよう?子供だけでも大変なのに、犬のしつけも同時にできるだろうか?心配ですね。
子犬のしつけで悩むこと
子犬のしつけについては、飼い主の86%が悩んでいるというアンケート結果があります。(ブリーダーワン調査)悩みの内容は下記の通りです。
- トイレトレーニングが上手くいかない
- 噛み癖がなおらない
- インターホンが鳴ると吠える
- 食糞が続いている
- 拾い食いがなおらない
- 留守番中に吠え続ける
やはり、子供を噛んでしまったり、吠え続けていて、子供の寝かしつけの妨げになるのではないかという心配を拭い去ることはできませんね。
子犬のための通信教育のご紹介
子供と子犬を一緒に育てるためには、子犬もしっかりしつけることが大切です。この記事では、子犬のための通信教育「こいぬすてっぷ」をご紹介したいと思います。
「こいぬすてっぷ」は、獣医師が完全監修した愛犬のための通信教育です。開始2年で累計2万頭の子犬が利用した実績があります。愛犬との生活で特に大切な1歳までの期間にしっかりとしつけするための教材です。
1歳までの時期に合わせた必要なトレーニングが載った育て方本とグッズを愛犬に合わせてカスタマイズして、毎月お届けします。育て方本は日本で8人しかいない獣医行動診療科認定医の荒田先生が監修のオリジナルです。
お届けするグッズも東大卒獣医師が厳選。安心・安全のサービスです。愛犬には社会科(人間の社会に慣れてもらうこと)を、飼い主には愛犬の個性を知り、その子に合わせた環境・接し方を学んでいただきます。
育て方本は動物行動学に沿っており、精神的成長・身体的成長に合わせ、無理のないペースでできるよう設計されています。お届けするグッズは、インスタ映えするおしゃれなグッズでかつ、レッスンに沿った内容のおもちゃです。
また、生活雑貨に加え、無添加の安心おやつをお届けします。愛犬の好き嫌いを年間を通じて知れるようバラエティに富んだものを厳選、アレルギーなどにも柔軟に対応します。さらに、しつけ相談にものってくれます。
まとめ
子供と犬を一緒に育てるのは少し心配というパパやママも多いかと思いますが、子犬の頃からきちんとしつけておけば大丈夫です。思っている以上に、子供と犬を一緒に育てることは、メリットがたくさんあります。
でも、実際にどうやって子犬をしつけたらよいのというパパやママのために、今回の記事では、子犬のための通信教育「こいぬすてっぷ」をご紹介しました。この通信教育を活用して、ぜひ子供と子犬が仲良く暮らせる楽しい生活を過ごしてください。
ポイント
サイト情報をご紹介しておきます。詳細は、累計4万頭以上の子犬が受講【こいぬすてっぷ】 をクリックしてご覧ください。
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