英語の先生ALTとはどんな教師?ALTの歴史、小学校の英語教育における役割、授業の効果などについてご説明します。そして、現役ALTなど国内指導経験豊富な外国人が講師を務めるオンライン英会話スクールBrightly for Kidsをご紹介します。
英語の先生ALTとは?
英語の先生ALTとはどんな教師なのでしょうか?ALTとは、歴史、役割、効果などについてご説明します。
ALTとは?
ALTとは、Assistant Language Teacherの略です。外国語を母国語とする外国語指導助手のことです。都道府県の各教育委員会から小学校、中学校、高校に派遣されています。あなたのお子様の小学校にも派遣されていると思います。
ALTの歴史
ALTの歴史については、「日本における ALT 政策の「変化要因」に関する考察(著者:鄭 修娟)」という論文に下記のように記されています。
これを読むと、現在のALT制度は1986年10月に政策提言がなされたことにより、大きくその性格が変化したことがわかります。JETの公式サイトによると、JETプログラム参加者には、「外国語指導助手(ALT)」、「国際交流員(CIR)」、「スポーツ国際交流員(SEA)」の3つの職種があります。
ただ、職種に関わらず、JET参加者が果たす役割は、地域の外国語教育の普及と、国際化の推進とのことです。JETの公式サイトには、ALTについて下記のように記載されています。
ALTの役割
ALTの英語教育における役割について考察します。文部科学省の公式サイトを見ると、「文部科学省が一般的に考える外国語指導助手(ALT)とのティーム・ティーチングにおけるALTの役割」と題して、下記のように記されています。
(1)授業前
学校(担当教員)が作成した指導計画・学習指導案に基づき、授業の打ち合わせを行うとともに、教材作成等を補助する。
- 授業の目的、指導内容を理解
- 指導手順、指導の役割分担、教材等を把握
- 教材作成やその補助
(2)授業中
担当教員の指導のもと、担当教員が行う授業を補助する。
(ALTが行う役割の例)
○言語活動における児童生徒に対する指導の補助
- 活動についての説明、助言、講評
- 言語モデルの提示
- 音声、表現、文法等についてのチェックや助言
- 児童生徒との会話
- 母国の言語や文化についての情報の提供 等
(3)授業後
担当教員と共に、自らの業務に関する評価を行い、改善方法について話し合う。
※上記における補助とは、担当教員が作成した指導計画・学習指導案に基づき、担当教員とALTが役割分担をして授業を進めるものも含む。その場合においても、学校教育法上、授業全体を主導するのは、あくまでも担当教員である。
- 「教諭は、児童の教育をつかさどる。」(学校教育法第37条第11項)
- 「・・・第37条・・・の規定は、中学校に準用する。」(学校教育法第49条)
- 「・・・第37条・・・の規定は、高等学校に準用する。」(学校教育法第62条)
ALTは基本的には担当教員の指導のもと、担当教員が行う授業にかかる補助をする役割を果たします。ALTは担当教員と協力して授業を進めることから、日本における英語教育現場の状況や児童・生徒の状況に関してよく理解していると思われます。
ALTの効果
文部科学省の「小学校における外国語教育における指導体制」と題した資料によると、小学校の授業におけるALTの効果として、下記の点があげられています。
- 先生とALTによる効果的なティームティーチング
- 児童生徒と英語による即興的な会話
- ALTとの打ち合わせ・協働での授業づくり・教材づくり
- 児童生徒に生きた英語を提供
- 児童生徒との信頼関係に基づいた日常的な触れ合い
- 授業中の児童生徒へのきめ細やかな支援
その結果、「英語に触れる機会の拡大・充実」が図れるとしています。
小学生対象の英会話とグローバル教育!
冒頭にも述べたように、1986年10月に政策提言がなされたことにより、ALT制度は大きく変化しました。この提言以前は、文部省が「英語教育の改善、充実」という目的で実施していたのです。
それが、この提言以降は、運営主体が文部科学省・総務省・外務省の連携となり、ALT制度は、たんなる英語教育だけでなく『国際化』が大きなキーワードとなりました。
国際化についての明確な定義は示されていませんが、小学校の頃から外国人とコミュニケーションを取ることの重要性を教え、外国の文化に触れ、国際人としての自覚を持たせることではないかと推測します。
そして、このような基本方針のもとに、長期間の検討を経て、2020年から小学校での英語教育が義務化されるという結果に至ったのです。
もちろん、小学校での英語教育は重要なのですが、本当に英語教育や国際化をキーワドとしたグローバル教育をするには、小学校の教育だけでは不十分だと感じている親御さんも多いかと思います。
そこで今回の記事では、現役ALTや国内指導経験が豊富な外国人講師による、小学生向けグローバル教育を実施している民間のオンライン英会話スクール Brightly for Kids をご紹介したいと思います。
Brightly for Kids口コミ紹介
Brightly for Kids の特徴や口コミなどについてご紹介します。
Brightly for Kids とは
現役ALTや国内指導経験が豊富な外国人講師による、小学生向け英会話とグローバル教育を行うオンライン英会話スクールです。講師はイギリス、アメリカ、フィリピンなど多国籍、英語が母国語または母国語レベルの、 日本で教えた経験のある先生だけを採用しています。
Brightly for Kids の運営会社は、株式会社エー・トゥー・ゼットです。本社は、長野県松本市にあります。創業は1981年4月、会社設立は1991年3月となります。歴史のある英会話スクールです。長野県でA to Zという実教室の英会話教室を運営しています。
Brightly for Kids の特徴
Brightly for Kids の特徴は下記の通りです。
英会話プラスグローバル教育を実施
Brightly for Kids では、レッスン・カリキュラムを通して世界の子どもたちの様子や他文化にも触れるオンライン英会話プログラムを採用しています。この点が大きな特徴です。
英会話を学べるだけではなく、異文化に触れて国際的な視野を広げるような教育をしてくれます。冒頭で述べた、小学校の英語教育とも合致してますし、これから国際人として育つ子供に最適なカリキュラムだと思います。
さらに、教育効果を高めるために、画面上だけじゃなく手元にしっかり教材をおいて取り組むレッスンとなります。教材は、Onlineコース(月額9,500円〜)のお申し込みで無料でお手元まで配送してくれます。
現役ALTや国内指導経験が豊富な外国人講師
日本の小学生の状況をよく理解している、 現役ALTや国内指導経験が豊富な外国人 がレッスンを担当します。講師の英語力や経験が確かだから、日本語(母国語)と同じように、英語を実際に使うアウトプットと、 インプットの反復の中で英語を学べて、自然な発音やジェスチャーも身に着きます。
毎レッスン後に、宿題やフィードバックが先生から送られてくるからご家庭での英語学習に活用できます。
日本人スタッフがサポート
小学生なのに外国人講師だけだと心配というパパやママも安心してください。Brightly for Kids には、日本人スタッフがいて、きめ細かくサポートしてくれます。だから、初心者でも安心です。
レッスン内容でも、予約方法でも、もし不明な点などあれば、何でも日本人スタッフに相談できます。
Brightly for Kids の料金
Brightly for Kids の料金は、オンラインコースの場合、月4回:月額9,500円、月8回:月額16,500円です。1回のレッスンは25分です。入学金や初期費用などは無料です。これ以外にも別のコースがありますので、詳しくは公式サイトからお問合せください。
公式サイトはこちら>>Brightly for Kids
Brightly for Kids の口コミ
Brightly for Kids の口コミ はまだ入手することができていませんので、代わりに Brightly for Kids の母体となる実教室のA to Zの口コミをご紹介します。
良い口コミを集約して、箇条書きにまとめると、次のようになります。
- 明るく子供好きな先生ばかりです
- グループレッスンでも全員に平等に接してくれます
- レベルに合わせて授業を進めてくれます
- 生徒に必ず英語で話しかけて英語でシャワーを浴びさせてくれます
- アットホームな雰囲気なので質問しやすく、勉強が楽しい
- ネイティブ講師が英語だけで接するので正しい英語が上達します
- 英語だけで身振り手振りも交えて上手にコミュニケーションを取ってくれます
- 宿題がたくさん出るのがよいと思います
- ハロウィンや七夕など季節ごとのイベントが楽しいです
- 英語の発音チェックが厳しく、子供の発音が正確になります
- 子供が毎週、楽しく通っています
批判的な口コミを集約して、箇条書きにまとめると、次のようになります。
- 月謝は他の英語塾に比べれば少し高いかなと思います
- 教材を数ヶ月に一度購入する必要があります
- 授業料の兄弟割引が二人目からあると、下の子も入れやすいかなと思います
まとめ
今回の記事では、英語の先生ALTについて詳しくご説明しました。日本でも小学校で2020年度から英語教育が導入されましたが、その目的はたんなる英語教育だけではなく、国際化をキーワードに、外国人とのコミュニケーションの重要性を学んだり、異文化に触れることとなっています。
その中で大きな役割を果たしているのが、ALT( 外国語指導助手 )というわけです。小学校の英語教育だけでは不十分だと思っているパパやママも多いかと思います。
それゆえ、今回の記事では、 現役ALTや国内指導経験が豊富な外国人講師によるオンライン英会話スクール Brightly for Kids をご紹介しました。英会話の学習はもちろんですが、異文化に触れて国際的な視野を広げるようなグローバル教育をしている点が、文部科学省の指導方針と合致しているからです。
Brightly for Kids では無料体験レッスンを実施していますので、もし少しでも気になったら、試してみるのもよいかと思います。
ポイント
サイト情報をご紹介しておきます。詳細は、Brightly for Kids をクリックしてご覧ください。
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