幼児の体操教室は大人気です。健全な心は健康な身体に宿るからでしょうか。この記事では、幼児を体操教室に通わせる効果について説明します。そして、幼児体操教室の選び方についての解説と、おすすめの幼児体操教室のご紹介もします。
幼児に体操を習わせる5つの効果!
幼児教室の選択肢の中の1つに、体操教室があります。運動が得意そうだから、体操教室に通わせたい。逆に、うちの子はどうも運動が苦手みたいなので、運動教室に通わせれば得意になるのでは?
動機は様々だと思いますが、幼児にとって運動が重要だと考えている点では共通していると思います。この記事では、幼児体操教室はどんな効果があるのかということと、幼児体操教室を選ぶときのポイントについてご紹介したいと思います。
運動量が増えて健康になる
幼児教育においては、まず身体の土台をしっかり築いて、その上に知能を高める教育を施さなければなりません。この順番を守ることがとても大切です。
身体の土台を作り上げるためには、早寝早起きと運動することが不可欠です。体操教室に通わせると運動量が増えて、食欲も増進するので、幼児の健康に役立ちます。これが最大のメリットです。
バランスの取れた身体になる
幼児の運動でいちばん大切なことは、偏った運動にならないようにすることです。成長過程のお子様に自己流で運動をさせると、偏った運動となり、必ずしもバランスよく身体を成長させることができません。
幼児体操教室では、専門の講師が、いろいろな体操を組み合わせて指導しますから、身体の一部に偏ることなく、全身の運動ができます。成長過程のお子様の身体も知り尽くしており、バランスの取れた身体に成長させることができます。
運動の手順を理解できるようになる
幼児の体操教室では、本格的に体操を行う前に、準備運動としてストレッチなどを行います。人間が運動するときは、まず準備運動をして、本格的な運動をして、終了後にはクールダウンの運動を行います。
一流のアスリートほど、このような基本手順を大切に守ります。幼児の頃から、このような運動の手順をしっかりと自分の身体に叩き込むことは非常に重要です。
日常生活においても、いきなり全速力で駆け出して、ころんで骨折するというようなことを防げるようになります。ケガや事故の恐ろしさも教えられ、それを防ぐ方法も身に付きます。
体操の技術が身に付く
体操教室によっても異なりますが、平行台、マット運動、トランポリン、鉄棒など、いろいろな道具を使って、いろいろな技を教えてもらえます。これによって、小さい頃から数多くの体操の技術が身に付きます。
身体の柔軟性が養われたり、バランス感覚がよくなったり、逆上がりができるようになったりと、体操教室に行かない子には決して得ることができない成果を得られます。
新しい世界が広がる
幼児にとって、体操教室は、保育園や幼稚園とは違った新しい世界です。異なる友達とコミュニケーションを取ったり、異なる先生から少しだけ厳しい指導を受けたりします。
順番を守るとか、仲間のサポートをするなど、社会ルールやマナーも学ぶことができます。新しいことへのチャレンジ、失敗や成功の体験など、身体および知能を成長させるのに役立つ、新しい世界が広がります。
幼児体操教室の選び方とおすすめの体操教室のご紹介
幼児体操教室の選び方
自宅から通いやすいかどうか
これはすべての幼児教室に共通していることですが、自宅から通いやすい位置にある体操教室かどうかが、最優先事項です。自宅から遠い教室に無理して通わせると、往復だけで疲れ果ててしまいます。
特に、体操教室のようにレッスンそのものが運動をするものですと、疲れた身体で受講するとレッスンに集中することができず、危険が伴います。できるだけ通いやすい教室を選んであげて下さい。
目的に合ったレッスン内容かどうか
ご両親は何のために、お子様に体操を習わせたいのでしょうか。極端な例をあげると、将来オリンピック選手になって欲しいからという目的と、単に運動が好きになってくれればよいからという目的では、当然、体操教室の選定方法が変わってきます。
また、小学校受験のために体操教室に通わせたいというのなら、受験対策をしてくれる体操教室を選ぶ必要があります。体操教室とひとことでいっても、千差万別なので、目的に合ったレッスン内容の体操教室を選ぶことが大切です。
年齢やレベルに合っているかどうか
体操教室を選ぶときに、対象年齢が何歳からなのかを確認することが大切です。教室によっては、生後4カ月から受け入れているところもありますし、小学生以上を中心に実施しているところもあります。
また、幼稚園の入園前までは、親子教室のみとなっている場合もありますので、そのコースが自分と子供に適しているかどうかも検討します。
そして、何歳(何カ月)から何歳まで習わせたいのかも決めておくことが大切です。小学校入学まで、小学校低学年まで、小学校高学年になっても続けたい、など事前に構想を練っておくことが大切です。
もし小学校高学年まで続けたい、あるいは中学生以上でも続けたいのならば、体操教室の全カリキュラムが対応している必要があります。
もちろん、年齢だけでなく、自分の子供のレベルも把握しておかなければなりません。最初は、ただ運動が好きになってくれればと、軽い気持ちで始めたけれど、通っているうちに、大きな大会でメダルを目指したいに変わる場合もあるでしょう。
定期的にレベルチェックをして、目的とレベルに合致した教室やコースを適宜、選び直すようにしていただきたいと思います。
おすすめの幼児体操教室のご紹介
全国に展開している大手の体操教室は下記の2社です。それ以外に、東京や大阪を含めて、地域ごとに運営している体操教室が、全国にありますが、1社ずつすべてご紹介できないので、省略させていいただきます。
コナミキッズスクール「運動塾」体操スクール
学校の体育も運動塾も、運動をすることは同じですが、お子さまに合ったスポーツを通して体の成長を促すのが運動塾のスタイルです。各スポーツのスタッフが、お子さまの発育とスキルに合わせて丁寧に指導します。
楽しみながらひとつひとつを達成していくことで、自ら考え切り拓く、ココロとカラダを育てます。体操とはその言葉の通り、体を操るスポーツです。体操を繰り返し練習することは技術習得だけでなく、自分を見つめ、自分をコントロールすることにつながります。
体操スクールでは運動能力の向上に効果的なコーディネーショントレーニングを取り入れながら授業を行っています。乳幼児期のお子さまには日常生活に役立つ基礎的な運動感覚を身につけていただき、その後のお子さまの可能性を広げていただけます。
生後4カ月から2歳までの「スポーツベビー」、2歳から3歳までの「スポーツリトル」、3歳から5歳までの「キンダー」のコースがあります。体操教室は全国に展開しています。
忍者ナイン
サッカーや野球、テニスに陸上競技。すべてのスポーツには、その種目の特長に合わせた体の動かし方があります。しかしその根幹にある9つの基本動作(走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・蹴る・組む・バランス・リズム)は、すべてのスポーツに共通しており、スポーツ科学に裏付けられたセオリーが存在します。
このバイオメカニクスの研究成果を基に考案されたのが忍者ナイン。将来どんなスポーツをする場合にも役立つ、いわば運動神経の礎が身につくのです。
どんなお子さまにも、輝ける才能が必ずあります。この"宝石"は、お子さま自身にも保護者にも気づかれることなく、原石のままいつしか忘れられてしまうことが少なくありません。
忍者ナインは、お子さまの運動能力を科学的に分析し、一人ひとりカタチの異なるその原石を見つけ、さらにそれを輝かせることを目的に、最新のバイオメカニクス研究に基づいて考案されました。
2歳を対象とした「親子コース」、年少から年長を対象とした「中忍コース」、小学生1年から3年を対象とした「上忍コース」があります。教室は全国に展開しています。
まとめ
今回は、幼児体操教室に焦点を当てて考えてみました。具体的には、幼児に体操を習わせる5つの効果、そして幼児体操教室の選び方、当ブログ「幼児教育コンサルタントブログ」がおすすめする体操教室を2社ご紹介しました。
いずれも全国展開している体操教室です。コナミキッズスクールには生後4ヵ月からのコースがありますし、忍者ナインには2歳からのコースがあります。いずれも、お子様が小さい頃から体操の手ほどきをしてくれるので助かります。
幼児教育においては、まず身体の土台をしっかり築いて、その上に知能を高める教育を施すことが重要なので、幼少の頃から体操教室に通わせることは、とても意義があると考えます。
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