海外子女の日本語教育に苦労しているご家庭が多いと聞きます。そんな中で、オンライン家庭教師e-Liveから海外子女向けオンライン家庭教師エフィサージュ(eFFISAGE)が誕生しました。どんなサービスなのかご紹介したいと思います。
海外子女の日本語教育に苦労している?
海外子女とは
海外子女とはどのような子供たちなのでしょうか?読者の皆様はすでにご存知だと思いますが、海外子女とは、両親の都合により一時的に海外に滞在している子供たちのことを意味します。子女は「息子」と「女子」のことなので、男の子も含まれます。
両親の都合によりというのは、民間企業、政府機関、国際機関などに勤務する両親が海外勤務になるというのが一般的です。そのときに子供たちを伴うので、海外子女になるのです。そして、海外から帰国した子供たちのことは、帰国子女と呼びます。
海外子女の教育事情
海外子女はどれくらいの人数がいるのか
まず、海外子女はどれくらいの人数がいるのでしょうか?少し古いデータで恐縮ですが、総務省行政評価局が2015年8月に発表した統計データによると、2014年の海外で生活する義務教育段階の日本人児童生徒数は、76,536人となっています。
2004年には55,566人だったので、10年間で20,970人も増加していることになります。総務省行政評価局によると、民間企業の海外進出が進む中で、海外子女はアジアを中心に増加しているとのことです。
(引用:グローバル人材育成に資する海外子女・帰国子女等教育に関する実態調査結果報告書 総務省行政評価局)
海外子女の教育はどうなっているのか
「海外に在留する海外子女への教育に関しては、日本国憲法第 26 条に規定する教育の機会均等及び義務教育無償の精神に沿って、文部科学省及び外務省を中心に義務教育段階の在外教育施設に対する教員派遣、教科書無償給与、校舎借料や安全対策費の一部援助などが行われている。」と述べられています。
「海外で生活する義務教育段階の日本人児童生徒数を就学先別にみると、
① 日本人学校就学者数は、1 万 7,953 人から 2 万 1,027 人と 3,074 人の増加(17.1%増)
② 補習授業校就学者数は、1 万 9,290 人から 1 万 8,983 人と 307 人の減少(1.6%減)
③ 現地校等就学者数は、1 万 2,154 人から 3 万 6,526 人と 2 万 4,372 人の増加(200.5%増)
となっており、日本人学校又は補習授業校に就学しない現地校等就学者が、著しく増加している。」とも述べられています。
(引用:グローバル人材育成に資する海外子女・帰国子女等教育に関する実態調査結果報告書 総務省行政評価局)
海外子女の日本語教育は大丈夫か
総務省行政評価局のデータによると、日本人学校又は補習授業校に就学しない現地校等就学者が、著しく増加しているとのことです。僕の知り合いの話を聞いても、海外子女の日本語教育にはとても苦労しているようです。
海外子女の年齢にもよりますが、小学校就学前の子供は家族間では日本語で話しているから、普通に日本語ができることが多いです。しかし、友達と遊ぶようになり、現地の小学校に入学すると、日常生活の言語が英語になるので、英語を中心に話すようになります。
正直に言って、言語としては英語のほうが楽なので、次第に日本語を疎んじるようになります。そうなると、日本語の勉強は嫌がるようになり、だんだんと日本語から離れていく傾向があります。このような状態の子供に日本語や、日本語による勉強をさせるのは大変です。
また、小学校高学年以上で海外子女になった子供は、最初は英語にとまどいますが、だんだんと慣れていきます。この年齢なら日本語は普通に話せるのですが、英語による勉強と日本語による勉強を両立させるのは、かなり困難です。
それゆえ、日本語による勉強はどんどん遅れていきます。海外子女は、いずれ日本に帰国する子が多いので、両親としてはすごく心配で苦労しているようです。
海外子女向けオンライン家庭教師エフィサージュとは
海外子女で日本語教育に苦労している、あるいはこれから苦労すると思われる子供たちのために、海外子女向けオンライン家庭教師エフィサージュ(eFFISAGE)というサービスが開始したので、ご紹介したいと思います。
エフィサージュ(eFFISAGE)の運営会社
海外子女向けオンライン家庭教師エフィサージュ(eFFISAGE)の運営会社は、LIVE株式会社です。本社は、静岡県静岡市駿河区馬渕4丁目2-24にあります。設立は、2010年11月です。日本でオンライン家庭教師e-Liveを10年以上展開している実績があります。
エフィサージュ(eFFISAGE)の目的
LIVE株式会社には、海外に渡航予定、滞在中、帰国予定のご家庭からの問い合わせが急激に増えてきました。 そこで海外子女向けにもっとより良いサービスを展開したいという考えで、 海外子女向け専門の「eFFISAGE」を新ブランドとして立ち上げたとのことです。
今は「日本の中から日本を見る」ではなく「世界の中から日本を見る」時代になっています。 より海外在住の日本の子供たちが増えてくるでしょう。 そういった方向けに最高のサービスを展開するという意気込みで取り組んでいます。
エフィサージュ(eFFISAGE)の強み
エフィサージュ(eFFISAGE)の強みは5つあります。
講師は教え子かその紹介のみなので、トップレベルの指導が受けられる
講師を一般募集せずに、教え子とその紹介のみにしています。 また東大生・京大生・医学部生などといったトップレベルの講師や、帰国子女などの海外に滞在経験のある講師が多数在籍しているため、質の高い指導を行うことが可能となっています。
生徒と相性がいい講師をマッチングする
授業をやる上で重要になってくるのは、生徒と講師の相性です。eFFISAGEではその子に合った講師をマッチングします。 万が一相性が合わなければ、すぐに変更することが可能です。だから、相性の合わない講師に我慢することなく、安心して受講することができます。
個々に合わせて指導のカスタマイズが可能である
指導時間が他のオンライン家庭教師とは違って固定ではありません。そのため指導時間をその子に合わせて、増やしたり減らしたりすることが可能です。特に、海外子女の場合は、指導時間が固定されると続かない子供が多いので、柔軟に対応してもらえるのは大きなメリットとなります。
海外の塾と併用することが可能である
海外に滞在している人の多くは、日本人向けの塾に通っています。 しかし、授業のレベルが高かったり、 生徒数の関係で 自分のレベルに合っていないクラスに入れられてしまい、授業についていけない子もいます。そんな問題を解決して、通っている塾をよりよいものにするためにサポートしてくれます。
模擬試験も実施している
オンライン試験会場にて定期的に模擬試験も行っています。 今の自分がどのくらいの実力なのかを的確に把握できます。それにより、帰国後に、中学受験や高校受験をするので、その対策をしたいという子供たちも自分のレベルがわかって安心です。
まとめ
今回は、全体の中ではごく少数かもしれませんが、海外子女にスポットを当ててみました。年々、海外進出する民間企業が増えていることから、海外子女の人数もハイペースで増加しています。
そして、海外子女の中で、日本人学校又は補習授業校に就学しない現地校等就学者が、著しく増加する傾向にあります。それゆえ、海外子女の日本語および日本語による教育の遅れが問題となっています。苦労しているご両親も多いかと思います。
そんな中で、海外子女向けオンライン家庭教師エフィサージュ(eFFISAGE)というサービスが開始したので、ご紹介した次第です。もしご関心がありましたら、無料体験も実施していますので、お問合せしてみてはいかがでしょうか?
ポイント
サイト情報をご紹介しておきます。詳細は、【エフィサージュ 海外子女向けオンライン家庭教師】 をクリックしてご覧ください。
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