デジタル全盛の時代にもかかわらず、知育カードゲームが再び人気を集めています。この記事では、知育カードゲームのメリットの説明と、おすすめの知育カードゲームのご紹介をしたいと思います。
知育カードゲームとは何か?10のメリットがある!
知育カードゲームとは何か?
知育玩具もタブレットやプログラミングロボットなど、デジタルを駆使したモデルが全盛となっています。その中で、古典的でありながら、根強い人気が続いているのが、知育カードゲームです。
知育カードゲームと聞いてもイメージがわかない人もいるかもしれませんが、トランプやUNOと聞けば、なるほどと思うでしょう。もちろん、それ以外にも、様々なオリジナルカードゲームが発売されています。
知育カードゲームとは、知育に役立つために作られた、カード型をしたゲームの総称です。
知育カードゲームには10のメリットがある
手頃な価格で買える
知育玩具は高度化および複雑化する中で、価格もかなり上昇しています。子供はすぐに飽きてしまいますから、数多く買い揃えると家計の負担も大きくなります。
知育カードゲームは、知育玩具としては、極めてシンプルに作られているものですので、比較的、安価で入手することができます。それにもかかわらず、デジタルにはない暖かみを感じる玩具ですし、長く使うことができます。
気軽に遊べる
知育カードゲームは、大がかりな道具立てを必要としませんから、遊ぼうと思ったら、すぐに準備することができます。軽くて、小さくて、持ち運びが簡単なことから、いつでも、どこでも、好きなときに好きな場所で、気軽に遊ぶことができます。
家族全員で遊べる
ゲームの中には、2人とか4人とか、一度に遊べる人数が決まっているものが多いのですが、知育カードゲームは、人数制限はありません。1人から多人数まで、何人でも遊ぶことが可能です。
したがって、家族の誰も抜ける必要がなく、家族全員で遊べることが特徴です。単純なことかもしれませんが、家族全員で遊べることは、幼児の人間性を育成するのにとても役立ちます。
記憶力がよくなる
知育カードゲームの種類にもよりますが、一般に裏向きに並べられたカードを表向きにして絵や数字を揃えるものが多く、どのカードに何の絵や数字が書いてあったかを、1枚ずつ記憶することが求められます。
それゆえ、ゲームに勝つためには、絵や数字を記憶しなければならないので、幼児はカードに書かれた絵や数字を一生懸命に覚えようとします。知育カードゲームで遊ぶと記憶力がよくなる効果が期待できます。
指先が器用になる
裏向きのカードを表向きにするためには、カードをめくらなければなりません。カードをめくるためには、親指と人差し指でつまんでひっくり返すことが求められます。
それゆえ、知育カードゲームはお子様の指先を器用にすることに役立ちます。指先を器用に動かすことで、触覚を発達させ、知能の育成に効果があります。
感性が養われる
最新の知育カードゲームは、そこに描かれているイラストの色やデザインのクォリティーが高くなっています。それゆえ、知育カードゲームで遊ぶことで、感性が養われます。
ルールを守るようになる
知育カードゲームは、多人数で遊べるために、自分の順番がくるまで待っていなければなりません。また、自分の順番がきても、一度にひっくり返せるのは1枚だけで、2回しかできないなど、ルールを守らなければなりません。
ルールそのものは、ゲームの種類によって異なりますが、ゲームをするためには、ルールを覚えて守るという習慣が身につきます。これは、幼児にとってはとても大事なことで、知育カードゲーム以外にも応用することができます。
試行錯誤
知育カードゲームでは、同じ絵や数字を合わせようと思っても、1回で合うことはまれであり、何回か試行錯誤を繰り返して、やっと合致することが普通です。
この試行錯誤するという行為が、幼児の知能を高めるのに、とても役立ちます。単に文字や数字を覚えて知識を増やすだけでなく、試行錯誤で知能を高める効果がある点が、知育カードゲームの優れた点です。
達成感
試行錯誤の後に絵や数字が合致すると、成功した達成感を味わうことができます。この達成感を味わうことで、モチベーションが上がり、知能を高めるのに、さらに効果が高まります。
そして、自分のカードが合致した達成感だけでなく、他のメンバーと合致した数を競うなど、競争することで、良い意味での闘争心が芽生えます。勝者と敗者の気持ちを味わうことで、勝った満足感と同時に負けた人への思いやりも持つことができます。
レベルアップ
知育カードゲームは、0歳から遊べるものが発売されています。最初は簡単なゲームから始めて、年齢や知能が高まるにつれて、どんどん複雑なゲームに進むことができます。
繰り返し遊んでいるうちに、内容を段々レベルアップしていくことが可能なことも、知育カードゲームの魅力です。高度なものになると、子供だけではなく、大人も本気で楽しめるレベルのものとなります。
おすすめの知育カードゲーム10選
知能を高めるのに役立つ知育カードゲームを10種類、厳選してご紹介します。画像をクリックするとアマゾン公式サイトにリンクするように作成してありますので、そちらで詳細な内容と最新価格をご確認ください。
ひらがなカード 第2版―0歳から
「ありの『あ』」のように、ことばの中でひらがなを覚え、ひとりで読書する力を育てます。ひらがなのことばを集めた『ことばのえほん』付き。カードの絵を見せて、「これなあに?」と聞きます。お子さまとのコミュニケーションが目的ですので、例えば「ワンワン」と答えても否定しないで読み方を教えてあげましょう。
初めてカードフラッシュをされる方に七田(しちだ)式カードフラッシュおためしカード
フラッシュカードって、どうやってやればいいの? 本当に効果が出るの? いきなりたくさんの量はちょっと…。そんなお母さまにオススメの教材です。初めてのカードフラッシュに! おためしセット。1から50までの数のドッツカードと、0~2歳までに覚えておきたい 60単語の絵カードのセットです。
3・4歳のちえカード
「脳育ドリル ちえ」シリーズのカード版!表が問題、裏が解答のカード型問題集。幼児期に大切な「図形」と「概念」の要素から成り立ついろいろな課題に楽しく取り組みながら、自ら考える力を養います。大判カードで持ちやすく、親子で対面しながら、またお子さまひとりでも、何度も繰り返し取り組めます。別途に5・6歳の知恵カードなどもあります。
わらべきみかのどうぶつカード プラス
わらべきみかさんのかわいいイラストがついたカードのセット。カードがイラストの形になっていて、全部ちがう。カードの裏面には、どうぶつの名前を日本語と英語で表記。カルタあそび、絵さがしゲーム、グループ集め、などいろいろなあそびかたが楽しめます。
生活道具カード (くもんのせいかつ図鑑カード)
コップ、テレビ、いすなど、幼児に身近な道具31点を収録しています。日常生活で使う身近な道具に対する興味や関心を育てながら、その仕組みや使い方などにふれることで、生活知識を広げていくカードです。
くだものやさいカード
この商品は、「くだもの・やさい」について親子で話すきっかけにしてもらうための知育カード集です。カードをきっかけに、物事への好奇心を育み、新しい言葉に出会い、未知のものについて考える力を育てます。親子でカードを一緒に「見る」、カードを元に「話す」、味や匂い、形などを「学ぶ」ために使っていただけます。日本野菜ソムリエ協会監修です。
銀鳥産業 反対ことばカード MA-HKC2
日常生活の中で頻繁に使う言葉や反対語を、イラストを使いながら学べるカードです。 反対言葉合わせ・神経衰弱等を、みんなで楽しめる要素がたっぷり盛り込まれています。楽しく遊びながら、いろいろな言葉を覚えることができます。
子どもから大人まで楽しめる! ディズニーツムツム ツムあわせカード
とっても可愛い「ディズニーツムツム」が、記憶力あそびカードになって登場。カードは厚くて丈夫なので、長く楽しめます。どのキャラクターがどこにいたか覚えていられるかな!?40以上のディズニーキャラクターが登場するよ!
きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム
筑波大学附属大塚特別支援学校 支援部長 安部博志考案。自分の話を聞いてもらう喜び、相手の話を聞く楽しさ。心地よいコミュニケーションを体験できます。「好きな色は何?」「1日だけ魔法が使えるとしたら何をする?」など、カードに書かれた質問に答えるだけ。ルールはただひとつ、相手の話を最後まで黙って聞くこと。
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ドブル (Dobble) 日本語版 カードゲーム
「ドブル」は、2009年にフランスで発売された、リアルタイム・パーティーゲームで、 アメリカでは「Spot It! 」という商品名で、大ヒット中のゲームです。ドブルは、それぞれに50種類以上のマークの内から8つが描かれた55枚のカードで遊ぶゲームです。全てのカードは他のカードとたった1つだけ共通するマークが描かれており、それを探すことがゲームの目的です。
まとめ
知育カードゲームは、シンプルな知育玩具ですが、文字や数字、英語、算数、社会などのいろいろな学習ができる便利な道具です。最初の手ほどきをしてあげれば、幼児一人でも遊べますし、家族全員で遊ぶこともできます。
知育カードゲームは、親子で楽しく遊びながら、記憶力や思考力を鍛えることができる素晴らしいゲームです。上手に活用して、お子様の知能を高めましょう。
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