無学年制の学習教材に魅力を感じるが、そのメリットやデメリットを知りたい。中でもオンライン教材のすららに興味がある。ドリル機能が凄いらしい。この記事は、このように思っているパパとママのために書きました。
無学年制の学習教材で学ぶメリット、デメリット!
無学年制とは、文字通り自分の学年に関係なく、幅広い学年で習う学習内容を自由に学べるという意味です。無学年制の学習教材で学ぶメリット、デメリットについてご説明します。
無学年制の学習教材で学ぶメリット
まず、無学年制の学習教材で学ぶメリットからご説明します。
学年の枠を超えて先取り学習ができる
中学受験の試験レベルは、小学生で習う学習レベルをはるかに超えています。海外では、優秀な子供に対しては、飛び級制度があります。アメリカやドイツ、そして中国など優秀な人材を多く輩出している国では積極的に行われています。
それに対して、日本には高校生までの飛び級制度はなく、一切認められていません。勉強に関する能力格差を見ないふりをして、横並びで学習させようとするのは、日本の教育の最大の誤りだと思います。
制度改革は急務だと思いますが、黙って待っているわけにはいきません。現段階で、実質的な唯一の解決策が、無学年制の学習教材で学ぶことです。このような教材があることによって、学年の枠を超えて先取り学習ができるからです。
先取学習とは逆に戻り学習もできる
無学年制の学習教材のメリットは先取り学習ができるだけではありません。その真逆の戻り学習もできます。全科目が得意という子も、もちろんいますが、優秀だけれど苦手科目もあるという子供もいます。
例えば、他の科目はすべてできるのだけれど、国語だけが苦手とか、算数だけが苦手という子供です。このような場合には、無学年制の学習教材で、苦手な科目がわからなくなった時点まで遡って、戻り学習によって克服することができます。
また、人間は生きている以上、何が起こるか分かりません。病気やケガなどによって、長期休学を強いられる子供もいるでしょう。こんなとき、無学年制の学習教材があれば、遅れた分を戻り学習で取り戻すことができます。
自分のペースで学習計画が立てられる
先取り学習も戻り学習も自由にできることによって、自分のペースで学習計画が立てやすくなります。1日の時間は全員に平等に決まっています。そのため、学習成果を高めるためには、いかに計画的かつ効率的に学習時間を使うかが重要です。
そのため、優秀な子供は、しっかり学習計画を立てて勉強をしています。先取り学習も戻り学習も自由にできると、得意科目はどんどん進めて学年の枠を超えて先取り学習に重点を置き、苦手な科目は戻り学習も取り入れながら復習に重点を置くといった計画を立てることが可能になります。
無学年制の学習教材で学ぶデメリット
次に、無学年制の学習教材で学デぶメリットについてご説明します。
好きな勉強に偏重してしまうことがある
メリットとデメリットは表裏の関係にあります。自分の強みと弱みを客観的に分析して、弱みを克服するという強い意志を持てなかった場合、好きな科目だけをどんどん先取り学習して、苦手な科目は放置したままにしてしまう可能性もあります。
もしそうなった場合、得意科目と苦手科目の格差がより大きくなってしまい、学習成果が偏ってしまいます。将来的には、得意科目に集中していくことも必要ですが、まだ小学生くらいでは、あまり偏重してしまうことは望ましくありません。
親のサポート力も必要になる
得意科目を先取り学習するような子供の親であれば、親の能力も高いと思います。子供が偏った勉強をしないように、子供の能力や学習内容を十分に分析して、学習計画や進行度合いをチェックすることが必要です。
無学年制の学習教材は、子供の自由度の幅が広いので、その分だけ親に「プラン-ドゥーチェック」に一緒に取り組んでサポートする力が要求されます。両親とも仕事をしているご家庭が多いのですが、子供に愛情を持って常に見守ってあげる必要があります。
オンライン教材のすららドリルの特徴や使い方
やろうと思えば無学年制で学習することも可能という教材はたくさんあるのですが、その中で、特に無学年制を強調していて人気が高い教材は、2つです。1つは算数に特化した「RISU算数」です。
「RISU算数」については、下記の記事で詳しくご説明しているので、ぜひご覧ください。
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そしてもう1つは、主要科目をすべて総合的に学習できる「すらら」です。この記事では、「すらら」について詳しく説明します。
オンライン教材のすららの特徴
すららとは、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができる無学年式オ ンライン教材です。
主要5科目をすべて学べる
すららは、国語、数学(算数)、理科、社会、英語の主要5教科に対応しています。どの教科も、独自のカリキュラムのもとで「根本理解」と「学習の定着」を図っており、生徒の学力向上を可能にするものとなっています。
学年にとらわれない無学年方式
小学生から高校生を対象に、無学年方式で学べることが、すららの最大の特徴です。これまでに学校で習った内容の復習や、次の学年以降の学習内容を先取り学習できます。できる子にも、できない子にも役立つ教材です。
一人ひとりの特性に合った学習設計
お子様一人ひとりの特性を踏まえた学習設計をしているので、自然と無理なく学習が継続できます。
楽しく勉強が続けられる仕組み
先生役のアニメーションキャラクターと一緒に学ぶなど、お子様が自宅で一人でも集中して楽しく勉強を続けられるように、環境と仕組みを整えています。
すららドリルの特徴や使い方
すららは、レクチャー機能、ドリル機能、 テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて、「理解→定着→活用のサイクル」を繰り返し、 学習内容の定着を実現します。
その中でも、教育熱心なパパやママから特に注目をされていて、評価が高いのが「すららドリル機能」です。どのようなものか、特徴や使い方をご説明します。
ひとことで言えば、問題が解けない根本的な原因をAIで自動的に見つけ出し、一人ひとりの理解度に合った問題を出題する機能です。つまり、すららは「解けない原因」を自動的に診断して「いま必要な問題」を出題するのです。
しかも解答の理解度に応じて、難易度を自動調整する「反復システム」を採用しているので、理解できるまで、何度も繰り返し学習することができます。穴を見つけ、埋めることを自動で繰り返すから、一人でも「わかる!」をたくさん積み重ねられるので、楽しく苦手を克服することができます。
すららドリルの使い方は簡単です。小学生なら「すららコーチ」にお願いしておくと、トップページの「今日の目標一覧」に今日やるべき課題が記載されます。ここをクリックすると、学習するユニットへ移ります。
そこからは、「復習→説明→チェック問題→少し発展→まとめプリント→ドリル」となって、最後に画面が切り替わって、このレクチャーでやったことのドリルが表示されます。
ドリルによって、学んだことを確認しつつ定着させます。ドリルでは音声はなく、静かにひとりで問題に取り組みます。このドリルで間違えると、「質問ボタン」が出現します。
わからないところを、その場でフォームに入力して質問することができます。「どの箇所のどの問題について質問してきたのか」などは自動的に伝わるので、質問が下手な子供でも苦手な点を伝えることができます。
子供には、質問下手な子が結構多いので、これはすららの大きな強みとなっています。ドリルが終わると、解答時間と正答率が表示されるので、すららを利用しているすべての子の平均値と比較ができ、自分の理解度の程度がすぐにわかります。
すららはとてもよくできた学習システムであり、特にすららドリル機能は、学習内容を定着させる上で、重要な役割を果たしているのです。
まとめ
さきほど、少しお話しましたが、すららには、遠隔サポーター「すららコーチ」という管理機能があります。お子様の学習設計をし、学習をフォローし、子供が一人でも学べる環境を提供しています。
すららは、数々の賞を受賞 しています。「2012年 日本eラーニング大賞 文部科学大臣賞 」「2016年 第2回日本ベンチャー大賞 社会課題解決賞 」「2017年 世界発信コンペティション優秀賞」「 2017年 SDGsビジネスアワード スケールアウト賞」「 2018年『J-Startup企業』認定」「 2019年 日本経済新聞『伸びる会社 MIDDLE200』選出」などです。
また、全国学習塾1,000校、学校1,000校がすららを採用しています。すららは、学習のプロが認める教材なのです。
無学年制のメリットが大きいことをご理解いただけましたら、「すらら」による学習を検討してみることをおすすめします。
ポイント
サイト情報をご紹介しておきます。詳細は、英検合格のためのネット教材【旺文社 英検ネットドリル】 をクリックしてご覧下さい。
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