ECCジュニアは2歳から、ECCキッズは1歳半から英語が学べる英語教室です。どちらも頭にECCがつくのですが、どう違うのでしょうか?ECCジュニアとECCキッズの徹底比較をしてみたいと思います。先生、料金の違いや口コミもご紹介します。
2歳、3歳、4歳、5歳、小学生の英語教室!
2歳、3歳、4歳、5歳、小学生の英語教室を探してみると、真っ先に出てくるのが、ECCジュニアとECCキッズです。今回の記事では、この2つを徹底比較したいと思います。そして、その前になぜ2歳から英語を教室で学ばせる必要があるのかを考えてみます。
英語を2歳から学ばせる理由
ECCジュニアは「2~3歳コース」から、ECCキッズは「1歳半~3歳コース」から、となっています。英語はなぜ1歳半や2歳から英語教室で学ばせなければならないのか?その理由から考えてみたいと思います。
英語を聞き分けられる耳を持っているから
英語を学ばせること自体は、誕生直後から始めるべきだと思っています。なぜならば、赤ちゃんは誕生直後から音を聞き分ける能力を持っているからです。誕生直後は、日本語の音も英語の音も何でも聞き分けることができます。
大人になってから英語を学ぶときに、あれほど苦労する英語の「R」と「L」なども、赤ちゃんは自然に聞き分けることができます。だからこそ、英語はできる限り早期教育をすることが重要なのです。
誕生直後から英語を聞かせて育てて、英語耳を持った状態のうちに、できるだけ早く英語教室に通わせるのがベストです。そうすると、教室で学ぶことができる最少年齢の1歳半や2歳頃から教室に通わせるのがよいのです。
話ができるようになる年齢だから
個人差があるので、早い子と遅い子の違いはありますが、1歳半や2歳頃は、多くの子供が話をし始める年齢です。子供にとっては、日本語も英語も区別がありませんので、耳から聞いた言葉をそのまま自分もまねして話すことができます。
英語は聞くだけでは上達しません。話すこと、会話することが上達の秘訣です。それゆえ、ちょうどお話しができるようになる 1歳半や2歳頃から英語教室に通わせるのがよいのです。
新しいことを次々に取り入れる年齢だから
1歳半や2歳頃は、好奇心がいっぱいで、新しいことを次々に取り入れる年齢です。それゆえ、何か新しいものを見つけると、「これ何?」などと質問して、その名前をすぐに憶えてしまいます。
また、日本語から英語に訳すことなく、日本語でも英語でも名前を覚えます。例えば、「犬は英語でドッグ」と覚えるのではなく、「犬でもあり、ドッグでもある」という覚え方です。英語教室に通わせることで、新しい単語をどんどん吸収します。
3歳、4歳、5歳、小学生と英語学習を継続させます
英語は早期から学習させることは極めて重要ですが、同時に、その学習を継続させることが重要です。なぜならば、英語は4技能といって、「Reading(読む力)」「Listening(聞く力)」「Speaking(話す力)」「Writing:ライティング」の4つのスキルを高める必要があります。
1歳半や2歳頃は、「Listening(聞く力)」「Speaking(話す力)」が中心ですが、成長と共に 「Reading(読む力)」 「Writing:ライティング」の能力も高めていかなければなりません。
そのためには、 1歳半や2歳頃から英語教室で学び始めた英語を、 3歳、4歳、5歳、小学生と継続させることが大切です。小学生からは「英検Jr.」「英検」などにチャレンジさせるのもよいと思います。英語教室では対策学習も行ってくれます。
ECCジュニアとECCキッズの比較!先生、料金、口コミ
それでは、いよいよECCジュニアとECCキッズの徹底比較をしてみましょう。
年齢別クラスの比較
まず、年齢別クラスの比較をします。
ECCジュニア | ECCキッズ | ||
2・3歳児 | 40分×週1回 | 1歳半・2歳・3歳 | 30分×週1回 |
3歳 | 40分×週1回 | ||
4・5歳児 | 40分×週1回 | 4・5歳 | 50分×週1回 |
小学1・2・3年生 | 60分×週1回 | 小学1・2・3年生 | 60分×週1回 |
小学4・5・6年生 | 60分×週1回 | 小学4・5・6年生 | 60分×週1回 |
中学生 | 90分×週1回 | 中学1・2・3年生 | 80分×週1回 |
スーパーマスターコース(小学1~3年生) | 120分×週1回 60分×週2回 |
||
スーパーマスターコース(小学4~6年生) | 120分×週1回 60分×週2回 |
※ECCジュニアの「2・3歳児」と、ECCキッズの「1歳半・2歳・3歳」「3歳」は、保護者同伴となります。
※ECCジュニアには、上記以外に「高校生以上・社会人・シニア」も設置されています。
先生の比較
ECCジュニアの先生は、ホームティーチャーと呼ばれます。ホームティーチャーになるには、英検®資格もTOEIC®スコアも問いません。日本人の主婦が大半です。学生時代に英語が好きだったけど、教えた経験はない、という方がほとんどです。英語力や指導力は、研修やマニュアルを通して修得します。
ホームティーチャーは個人事業主として、自宅、テナント、貸教室などを自分で手配して、ECCのサポートをうけながら、自らが先生となり教室を運営する形式となっています。
それに対して、ECCキッズは、ECCの直営事業であり、先生は外国人です。ECCの外国人講師採用・育成の歴史は古く、20年以上も前から海外現地採用活動を行っています。カナダ・アメリカ・イギリス・オーストラリアの4拠点で活動を展開、600名の講師が在籍しています。
外国人講師は、4年生大学卒業以上の教育を受けていることを前提とし、テストスコアだけでなく、面接や模擬授業などから総合的に審査します。来日後、教壇に立つまでに80時間ものトレーニングが行われ、さらには教壇に立った後にもトレーニングを実施します。
ただし、ECCキッズの「スーパーマスターコース」「中学生」のみは、バイリンガル講師と外国人講師が共同で講師を担当します。4技能をわかりやすく説明するためです。
ECCジュニアとECCキッズの最大の違いは、先生にあることがわかります。外国人の先生から学ばせたいのならば、ECCキッズを選ぶ必要があります。
料金の比較
月額料金の比較をします。
ECCジュニア | ECCキッズ | ||
2・3歳児 | 6,600円/月 | 1歳半・2歳・3歳 | 8,148円~9,900円/月 |
3歳 | 8,148円~11,000円/月 | ||
4・5歳児 | 6,600円/月 | 4・5歳 | 8,148円~10,348円/月 |
小学1・2・3年生 | 6,600円/月 | 小学1・2・3年生 | 8,148円~10,786円/月 |
小学4・5・6年生6,600円 | 6,600円/月 | 小学4・5・6年生 | 8,148円~10,786円/月 |
中学生 | 8,800円/月 | 中学1・2・3年生 | 10,063円~14.300円/月 |
スーパーマスターコース(小学4~6年生) | 15,205円~18,120円/月 | ||
スーパーマスターコース(小学4~6年生) | 15,205円~18,120円/月 |
※ECCキッズの料金に幅があるのは、東北エリア、東海・関西・中国・九州エリア、首都圏・関東エリアで料金が異なるからです。
※授業料以外に、ECCジュニアは5,500円、ECCキッズは8,800円の入学金が必要です。教材費は別途となっています。
月額料金、入学金ともに、ECCジュニアのほうが低料金となっています。
口コミの紹介
ECCジュニアの口口コミ
利用者からECCジュニアに寄せられた口コミをご紹介します。
(引用: 英語・英会話教室【ECCジュニア】 )
ネット上などに掲載された口コミを見ると、「教材やカリキュラムは共通なのでしっかり作られている」が、「先生は教室によって違うので、良い悪いのバラツキが大きい」という感じでした。
ECCキッズの口コミ
利用者からECCキッズに寄せられた口コミをご紹介します。
はじめた頃は恥ずかしがったりしていましたが、今では外国人講師の方と楽しくコミュニケーションがとれるようになったこと。また、少しずつではありますが単語を覚えるようになりました。日常生活の中でも、例えば飛行機を見ると「Airplane!」と言えるようになりました!
また、最初の2年は保護者同伴のクラスで一緒に入っていましたが、今年から子どもだけで50分のクラスを受けているので、初日はひとりで教室に入れるかな?と少し心配していましたが、意外にもまわりのお友達の様子を真似しながら母の方を振り返りもせずひとりで教室に入って行ったので、たのもしくなったなーと感心したり。
(引用: 子ども英会話ならECCキッズ )
ネット上などに掲載された口コミを見ると、「外国人講師から英語を習わせたかったので選んだ」「最初は心配したが、子供がすぐに外国人講師に慣れたのでよかった」などの声が多かったです。
まとめ
ECCジュニアとECCキッズは、どちらもECCの名前がついており、広い意味ではECCグループの子供英語教室です。ECCジュニアはホームティーチャーと呼ばれる個人事業主が、自宅やテナント、貸会議室を手配して自ら先生として、ECCのサポートを受けて教室を運営するスタイルです。
それに対して、ECCキッズは、ECCの直営事業であり、ECCが直接、教室を運営するスタイルです。両者の最大の違いは、先生です。ECCジュニアの先生は、英語好きの主婦が主体であるのに対して、ECCキッズの先生は、カナダ・アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの外国人です。
ECCジュニアは、運営する先生によって、バラツキが生じる傾向にあります。料金については、ECCジュニアのほうが、若干、安く設定されています。
ECCジュニアでも、音声を聞かせるなどして正しい発音の学習をしています。日本人の先生のほうが安心と思うパパやママはECCジュニアを、外国人の先生から学ばせたいと考えるパパやママは、ECCキッズを選ぶとよいでしょう。
ポイント
ECCジュニアのサイト情報をご紹介しておきます。詳細は、 英語・英会話教室【ECCジュニア】 をクリックしてご覧ください。
ポイント
ECCキッズのサイト情報をご紹介しておきます。詳細は、 子ども英会話ならECCキッズ をクリックしてご覧ください。
-
-
幼児を英会話教室で学ばせるメリット!幼児から学べるおすすめ子供英会話スクールをご紹介
英語の家庭学習も大事ですが、幼児を英会話教室で学ばせるメリットは大きいです。幼児から学べるおすすめ子供英会話スクールを、ネイティブ講師、多国籍講師、フィリピン講師、バイリンガル講師などに分類してご紹介 ...
続きを見る