子供にサッカーや野球などスポーツの習い事をさせているご家庭では、水分補給はどうしていますか?スポーツ飲料が良いといわれていますが、糖分が気になりませんか?麦茶なら糖分、カフェインゼロで効能効果がたくさんあります。
スポーツ飲料の糖分が気になる?
スポーツにとって水分補給はとても大事です。なぜでしょうか?人間の身体における水分の働きから考えてみます。
人間の身体における水分の働き
人間の身体の約60%は水分で構成されています。これを知っただけでもいかに水分が大事かわかります。この水分は身体の中で大きく3つの働きをしています。
- 溶解作用 ⇒ 体内に取り込まれた物資を水に溶かして、生きていくために必要な化学反応を起こします。
- 運搬作用 ⇒ 栄養物資を身体の隅々まで運ぶ、老廃物を身体の外に排泄する働きをします。
- 体温調節 ⇒ 水は温まりにくく冷めにくいことと、汗で熱を逃がすことで体温調整をします。
体内の水分が重要な働きをしているために、もし水分が失われると、身体に重要なダメージが生じます。例えば、体重のわずか3%の水分量(体重60kgで約2lm)が失われただけで汗がとまり体温調節ができなくなります。
汗が止まるというのは、水分が減って、体を正常に維持できなくなったことを意味します。そして、これ以上水分が失われると、頭痛やめまい、けいれんなどが起きます。さらに脱水症状が進み、体重の20%の水分が失われると生命が危うくなると言われています。
スポーツでどれくらい水分を失うのか?
スポーツをやると、体内の温度が上がるために、汗をかいて大量の水分を失います。スポーツの種目によっても異なりますが、野球で1.8リットル、陸上で2.7リットルなど、1.8から3リットル近い水分を失うという調査結果があります。
したがって、スポーツをやるときには、適切な水分補給をすることが大切です。だからといって、スポーツをして水分量を失った後に水などを一気飲みしてはいけません。急激に大量の水を飲むと、腎臓の排泄処理能力を超えてしまいます。
そうすると、体内の電解質バランスが崩れて、低ナトリウム血症を起こします。これにより、水中毒の症状が生じます。
軽症の場合には頭痛・嘔吐・浮腫といった症状が現れてきます。重症になってしまった場合には、意識障害と言ったらかなり重い症状を引き起こすこともあるので要注意です。
スポーツをやるときの水分補給は、運動前、運動時、運動後に、こまめに補給してあげることが大切です。具体的には、運動開始の20~40分前に250~500ml(ペットボトル一杯分)程の水分補給をします。
そして、運動中は15分おきにコップ一杯程度、つまり1時間に4回、合計500~1000ml(約1リットル)の水分補給をすることが望ましいです。さらに、運動後にもコップ1~2杯程度の水分補給をします。
運動前に比べて、運動後の体重減少分が2%程度におさまるように水分補給をするのがよいと言われています。スポーツ後に、尿の色が薄ければ、水分補給は適切であると言えますが、明るい黄色や濃い黄色の場合は身体が脱水気味と判断します。その場合は、通常より多めに水分を摂りましょう。
子供が毎日飲むとスポーツ飲料の糖分が心配
スポーツをやるときの水分補給には、何を飲んだらよいのでしょうか?水は、いちばん手軽に飲める飲料ですが、発汗で失われるミネラルを十分に補給できないので、最適とはいえません。
炭酸水は糖分を多く含んでいるため、血糖値が上がりやすくなります。血糖値が上がると、腎臓が糖を体の外に排出しようとして尿や汗を作りだすので、返って体内の水分量が減ってしまいます。ジュース類も同様です。
一般に、スポーツをやるときの飲料には、スポーツドリンクが適していると言われています。スポーツドリンクには2種類あります。ハイポトニック飲料とアイソトニック飲料です。
ハイポトニック飲料は、糖分や塩分を配合していますが、一般的な体液(血液)の濃度よりも低い浸透圧に設定されています。体内への水分補給をスムーズに行いやすく、糖質が少なくまたお腹にたまりにくいので、運動中に飲むのが適していると言われています。
アイソトニック飲料は、水に糖分や塩分を配合して人の体液(血液)に近い浸透圧にした飲み物です。浸透圧は糖質の濃度によって変わるため、糖質が多いアイソトニック飲料は、飲みすぎてしまうとカロリーオーバーの可能性があるといわれています。運動後のリカバリー時に飲まれることが多いようです。
いずれにしても、スポーツ飲料には糖分が含まれていますので、毎日、飲み続けると身体によくないのではないかと心配する声があります。特に、スポーツをするお子様を持ったパパやママは、心配している方も多いのではないでしょうか。
麦茶なら糖分、カフェインゼロで効能効果がたくさんある
スポーツドリンク以外に、水分補給に適した飲料はないのでしょうか?
お茶やコーヒーは適しているか?
それでは、古来より飲み続けられてきたお茶やコーヒーはどうでしょうか?糖分はほぼないのですが、多くのお茶にはカフェインが含まれています。下記の表をご覧ください。
品名 | カフェイン含有量(100ml当たり) | 浸出方法・時間 |
玄米茶 | 10mg | 茶15gを90度のお湯650mlで0.5分 |
煎茶 | 20mg | 茶10gを90度のお湯430mlで1分 |
ほうじ茶 | 20mg | 茶15gを90度のお湯650mlで0.5分 |
ウーロン茶 | 20mg | 茶15gを90度のお湯650mlで0.5分 |
紅茶 | 30mg | 茶5gを熱湯360mlで1.5~4分 |
コーヒー | 60mg | コーヒー粉末10gに熱湯150ml |
カフェインが含まれている飲料は、特にお子様がスポーツをやるときの水分補給の飲料に適していません。
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抗酸化作用がある
麦茶に含まれるポリフェノールには、抗酸化作用があることが証明されています。活性酸素を抑制して健康をサポートしてくれます。運動すると体内に活性酸素が発生するので、抗酸化作用は、スポーツ選手にはとても大切です。
胃の粘膜保護をしてくれる
麦茶には、胃の粘膜を保護する作用があります。スポーツ後に飲料を飲み過ぎて胃に負担をかけることが多いのですが、麦茶なら少し安心です。
血流改善に役立つ
麦茶の香ばしい香りの成分である「アルキルピラジン」には、血流を改善する作用があります。血流の低下は、血圧上昇や血栓などの原因となります。スポーツで汗をかくと血流がドロドロになりやすいので、血液サラサラ効果のある麦茶による水分補給はメリットがあります。
虫歯予防効果がある
麦茶の元となる焙煎大麦には、虫歯の原因となるミュータンス菌や、微生物の生成、固着を予防する働きがあります。麦茶は、子供に水分補給をするのに適した飲料です。
スポーツをする子供たちのための「すぽーつ麦茶」
このように普通の麦茶でも、スポーツ飲料として最適なのですが、さらにスポーツをする子供たちのために開発された「すぽーつ麦茶」という飲料が発売されているので、ご紹介したいと思います。
すぽーつ麦茶は、体作りや集中力をサポートする混合茶であり、スポーツ時に必要なアミノ酸(BCAA)を配合した糖分ゼロ新感覚のスポーツ飲料です。
「すぽーつ麦茶」は、水分補給の質にこだわりたい方のために生まれ、オルゾモンド(大麦)を中心にした7つの原料で独自のブレンドを施して完成しました。水分補給の質を変え、毎日楽しんで続けていただけるように、よりコクのある味わいにしてあります。
「すぽーつ麦茶」の3つの特徴
「すぽーつ麦茶」には、次の3つの特徴があります。
- 原料へのこだわり ⇒ 貴重なイタリア産 オルゾモンド(大麦)を使用
- 製法へのこだわり ⇒ 低温・長時間焙煎で大切に作っています
- ブレンドへのこだわり ⇒ 香り高く美味しい7つの原料を配合
選べる2種のご利用方法
「すぽーつ麦茶」は、煮出して飲むタイプと栄養豊富な茶葉をそのまま粉砕したスティックタイプがあります。 ご家庭では煮出して、持ち運びにはスティックタイプなど様々な用途でご利用いただけます。
ポイント
サイト情報をご紹介しておきます。詳細は、スポーツ頑張るお子様にすぽーつ麦茶 をクリックしてご覧ください。
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