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脳の構造

脳トレとは何か?任天堂がブームを作った?幼児の脳トレの効果と役立つゲームと本のご紹介

幼児の脳トレが話題になっています。幼児に脳トレをやるとどんな効果があるのでしょうか。この記事は、脳科学の観点から脳トレのメリットを解説します。脳トレにおすすめのゲームと本もご紹介します。

脳トレとは何か?任天堂がブームを作った?

「脳トレ」という言葉をよく耳にすると思います。この言葉が広く使われるようになったきっかけは、テレビゲームメーカーの任天堂が、2000年代半ばに、ニンテンドーDSのソフトとして発売した「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が大ブームになったことです。

これを略して、「脳トレ」という言葉が注目されるようになったのですが、そもそもこのゲームは、どういうものだったのでしょうか。

脳を鍛える大人のDSトレーニング


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ソフトの基本内容は、「毎日トレーニング」と「脳年齢チェック」の2つに分かれます。毎日トレーニングは、文字どおり日々トレーニングを行って、常に脳を活性化させるのが狙い。トレーニング内容は、簡単な計算を連続で回答するものや、文字を音読するものなど多彩なものが用意されているので、毎日やっても飽きない。脳年齢チェックは、毎日トレーニングの効果測定をするためのようなもので、現代の脳年齢をチェックしてくれます。

このソフトは、中高年が加齢による脳の衰えをリカバリーすることを目的として作られました。このソフトを開発した東北大学の川島隆太教授は、下記のような解説をしています。

ポイント

私の最新の研究により、「音読」や「計算」が脳に効果的なトレーニングであることが明らかになりました。・・・(中略)・・・脳を鍛えるには簡単な計算を速く解くこと、声を出して文章を読むことが有効であることがわかります。 この結果に基づいて、私は小学生から成人までを対象として記憶力のテストを行いました。その結果、簡単な計算と音読の前と後とで記憶力が2~3割もアップするといったデータが得られました。また、認知症患者に計算と音読を週に2~5日行ってもらったところ、学習を行っていない人たちに比べ、認知機能の低下の防止、前頭葉機能の改善に成功したのです。

(出典:任天堂「脳を鍛える大人のDSトレーニング」オフィシャルサイト)

脳科学の観点から見た脳トレの意味

ちなみに、人間の左右の大脳は、前頭葉頭頂葉側頭葉後頭葉の4つの部分に分かれています。脳科学の観点からは、知能とは知識や記憶、感覚などの情報をいかに認識して組み合わせるか、それらをいかに役立てるかという能力のことを意味します。

そして、脳の中で情報の統合を行うのは大脳皮質であり、高度な思考や計画、段取りを行うのは、前頭葉の中の前頭野連なのです。この前頭野連合は、創造性に関わっており、例えば、「人間はなぜ生きるのか」という正解のないような抽象的な問題に対しても、柔軟に対応する働きをします。

したがって、知能を高めるとか、脳を活性化するというのは、前頭葉(前頭野連合)を使って鍛えることなのです。「脳トレ」は、まさしくこの前頭葉(前頭野連合)を鍛えるためのトレーニングにほかなりません。

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幼児の脳トレに役立つゲームと本のご紹介

このように、「脳トレ」は、最初は中高年の脳の衰えをリカバリーする目的で開発されました。しかし、「脳トレ」によって、脳の前頭葉(前頭野連合)を鍛えて知能を高めるという仕組みは、幼児教育においても、そのままあてはまります

そこで話題になったのが、幼児の脳トレです。幼児に対しても、「音読」や「計算」、すなわち簡単な計算を速く解くこと、声を出して文章を読むことが、同じく知能を高めるのに効果があります。

この記事では、幼児の脳トレに役立つゲームと本をご紹介したいと思います。各製品の画像をクリックすると、アマゾン公式サイトにリンクするようにしてありますので、そこで詳細と最新価格をご確認下さい。

幼児の脳トレに役立つゲーム

考える力をぐんぐん伸ばす! DS幼児の脳トレ


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幼児期のうちに「考える力」をトレーニング"をコンセプトに、知育とエンターテイメントを融合したソフト。全体構成は「とれーにんぐ」「てすと」「せいせき」「おたのしみ」「せってい」の5つからなります。とれーにんぐは、「きおく」「かず」「かたち」「ことば」「もじ」の5カテゴリー。"やさしい""ふつう""むずかしい"の順に進めていきます。800問以上の問題数を収録。

わくわくDS1ねんせい


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ゲームで脳活動を高めよう。脳トレで楽しく学習。小学校入学準備をテーマにしたゲームです。小学校入学に必要な6つの力を12種類 のゲーム楽しみながら身に付けていきます。「みる」「おぼえる」「ていねい」「きく」「かんがえる」「がまん」。この6つの力をバランスよくつけていくことで、小学校入学後の学習にも役立てます。1つのゲームはどんどん レベルアップしていきます。

アンパンマンとタッチでわくわくトレーニング - 3DS


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元気100倍! アンパンマンたちと一緒に、ニンテンドー3DSで楽しくトレーニング。12の「おはなし」と、54の「トレーニング」。本作は全てフルボイスで楽しめます。まだ文字が読めないお子さまも、安心してアニメの世界観が体験できます。それぞれの「おはなし」の中に2~4のミニゲームが入っており、おはなしに即したミニゲームで、状況に応じた判断力をトレーニングできます。

かいておぼえる ドラがな - 3DS


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「ドラがな」では「あいうえお」から書くのではなく、線をなぞるおけいこで「ゆびさきパワー」を育みます。そしてかんたんな文字から、上手に書きにくい文字へと段階的に練習することで、小さなお子さんでも無理なく正しい文字を身につけることができます。ひらがな・カタカナから一年生で習う漢字まで、ドラえもんといっしょに楽しみながら練習できます。

ことばのパズル もじぴったんアンコール -Switch


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わくわくパズル:PlayStation2/GAME BOY ADVANCE版に収録されていた、「ゲームセンター版のステージ」が実装。 作った言葉によるプレイヤーの性格診断も楽しめます。もじくんコレクション:ミッションをクリアしていくと、アバターの"もじくん"をデコレーションできるアイテムをゲットできます。収録アイテムは500個以上。オンライン全国のもじぴったんの強者プレイヤーといつでも対戦できます。

幼児の脳トレに役立つ本

しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) 0~2歳児向け 絵本 


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赤ちゃんは、黒、白、赤などのコントラストの強い絵を見ることが知られています。さらに、赤ちゃんは目と口のある「かお」に注目します。そんな赤ちゃんの特性に合わせて生まれた『いっしょにあそぼ』シリーズ。まだ視力のよくない生後6か月未満の赤ちゃんもしっかり注目するので、「うちの子が絵本を見てる! 」とママもパパも大喜び。「赤ちゃんが泣きやんだ! 」という驚きの声がたくさん寄せられています。

2歳 シールであそぼう ~たべもの・のりもの・ひらがな・ちえ~


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A5サイズで持ち運びに便利。レストランや病院の待ち時間、新幹線の車内など、さまざまな場面で大活躍。絵さがしや線をひく練習などシール以外の遊びや、ひらがなや数の問題など、おけいこページも充実しています。裏面は「おけいこページ」になっており、『運筆(線をひく練習)』『まちがいさがし』など、お子さんが好きな遊びや作業がたくさんあります。シリーズになっており、2歳用の異なるテーマや3歳用もあります。

3~4歳 楽しみながら脳を活性化させる おんどくれんしゅうちょう


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ひらがななどの文字のおけいこを始める時期は、年々早まってきていて、3、4歳ですでに「ひらがなの読み書きはばっちり! 」というお子さんも。ただし、「文字をことばや文として認識する」「つかえずに読む」となると、途端にニガテ意識をもつ子も多いのだとか。 『おんどくれんしゅうちょう』は、「文をきちんと読める子を育てる」ことに着目した音読ドリルです。5-6歳用もあります。

4歳 めいろ (学研の幼児ワーク) (日本語) 単行本


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太い道を、はみ出さずになぞれたら、もっと細い道をたどるトレーニングができる、「めいろワーク」がおすすめです。これ以外に、「はじめてのおけいこ」「もじ、かず、ちえ」「ひらがな」「かず」「ちえ」のワークがあります。難易度は年齢別になっており、全部で53点のワークが出版されています。おけいこシール、がんばりシール、がんばり賞などの仕掛けもあります。

考える力がつく算数脳パズル 迷路なぞぺー 5歳~小学3年


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さまざまなバリエーションの設定・ルールの迷路は、子どもを飽きさせないというだけでなく、ルールを理解する読解力や試行錯誤する力を育みます。難易度も幅広く、子どもでも解けるのに大人にも難しいというような、手強い問題もたくさんあります。ぜひ親子で楽しんください。大人気学習塾・花まる学習会が作った、「考える意欲」「思考の基礎力」を育てる迷路問題集です。

まとめ

今回は、脳トレについて取り上げてみました。任天堂がニンテンドーDSのソフトとして発売した「脳を鍛える大人のDSトレーニング」というゲームソフトを発売して以来、認知症が社会問題になっていることもあり、大人の脳トレがブームとなりました。

このゲームは、「音読」や「計算」が脳に効果的なトレーニングであることを活用して組み立ててあります。脳科学の観点からは、知能を高めるとか、脳を活性化するというのは、前頭葉(前頭野連合)を使って鍛えることを意味します。

ニンテンドーDSの「脳トレ」は、まさしくこの前頭葉(前頭野連合)を鍛えるためのトレーニングにほかなりません。そして、それは幼児教育においてもまったく同じです。

そこで、今回の記事では、幼児教育において脳トレに役立つと思われるゲームと本をご紹介させていただきました。ママとパパの少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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